初期中絶手術の方法と流れ

初期妊娠中絶は、妊娠11~12週未満までの場合に実施することができます。
中絶方法としては、掻把法と吸引法の2種類があり、クリニックによってどちらかの方法を選択したり2種類の方法を併用したりします。
スプーンのような細長い器具あるいは、特殊なハサミ状器具を使って、子宮内から胎児や付属物を掻き出す方法です。
器具がシンプルなので、感染などのトラブルを起こしにくいのが利点です。
熟練の腕前の医師による手術ではほとんど心配ありませんが、器具の細長い形状によって柔らかな子宮を傷つけてしまう危険性が少なからずあります。
それ以外で子宮の中を強力な吸引器で吸い出す方法があります。手術時間を短縮出来る利点はありますが、陰圧により子宮内壁の微細な血管を傷つけて出血量を増やすことがあり、妊娠週数の進行した中絶手術には対応出来ないという欠点があります。
また、洗浄、滅菌に手間がかかり、器具を正確に滅菌しないと感染症を引き起こす原因となります。
クリニックによっては、手術をしやすくするために、前日に、子宮頚管を広げるラミナリアという器具を挿入します。ラミナリアは海藻でできた棒状のもので、少しずつ体内の水分を吸って膨張していき子宮の入り口を広げます。人によっては、痛みが出る場合もあります。ピルを利用して望まない妊娠を減らしていきたいものですね。

2013年3月27日

このページの先頭へ